エピデクシプテリクス(Epidexipteryx hui)

イラスト・川崎悟司

体長
分類 【恐竜】獣脚類
年代 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
生息地域 中国
特徴 中国北部・内モンゴル自治区でジュラ紀の地層で発見された約1億6800万〜1億5200万年前に生息していたと見られるハト大ほどの小さな恐竜で、今まで知られている鳥や羽毛をもつ恐竜の中では最古のものといわれています。エピデクシプテリクス(Epidexipteryx)とは「飾り羽」という意味で、長さ19cmものリボン状の4本の尾羽が目立った特徴です。この尾羽は異性を誘う装飾の役目をしていたと考えられています。また始祖鳥やミクロラプトルのように四肢に飛行のための正羽はないため翼が発達しておらず、飛行はできませんでした。同じ仲間であるスカンソリオプテリクス科のエピデントロサウルスは40個の尾椎からなる長い尾を持っていましたが本種は16個の尾椎からなる短い尾で、より体形が鳥に似ていました。
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