ランフォリンクス(Rhamphorhynchus)

イラスト・川崎悟司

体長 40〜175cm
分類 【恐竜の仲間】翼竜類
年代 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前)
生息地域 ヨーロッパ、アフリカ
特徴 初期の翼竜で、小型で長い尾をもっているのが特徴です。翼竜の中では尾椎(尻尾の骨)の数が40個と最も多く尾の長さは胴の2倍もありました。化石では尾の先に帆のような軟体部も保存されており、これで空中でのバランスをとる舵のような役目をしたと考えられています。くちばし自体に歯はなく、くちばしの奥に前傾した大きなトゲのような牙が生えていました。ドイツ南部、ゾルンホーフェンでは様々の大きさのランフォリンクス属が発見され、複数の種であるとされてきましたが、最近ではすべて同じ種で成長段階による大きさの違いとされています。
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